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Shiho's engineering blog

誰でもみれるノートのようなもの

女子大学生が法人設立(LLC)をしてきたので感想・苦労したことをまとめます

ビジネス ライフハック

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フリーランスとして請けていたweb制作ですが、だんだん規模が大きくなってきたのと、個人で開発しているウェブサービスもより本格的に運用していきたいとの思いから、法人化を行うことにしました。

なぜ法人にしたか

  • 運営するサービスの信頼を得るため。
  • 自宅ではなくオフィスの住所を掲載したかったから。
  • 法人経営の知識 [ 税務・法務 ] を早めに得たかった

なぜ株式会社ではなく合同会社を選んだか

  • 設立のために要する手間が株式会社と比べて大幅に少なかった
  • コストが株式会社よりかからなかった
  • 上場がゴールではないので株式会社である必要性がない
  • 合同会社は、特定の取り決めを行えば、出資比率に関わらず、事業への貢献の度合いなどに応じて利益配分や損失負担を自由に決定できるなど柔軟

作成した書類

  • 合同会社設立登記申請書
  • 登記用紙と同一の用紙
  • 電子定款
  • 代表社員の印鑑証明書
  • 払込証明書
  • 印鑑届出書
  • 資本金決定書

私は現物出資があったため、

  • 資本金の額の計上に関する証明書

も用意しました。書類の内容と作成方法については

inqup.com

などを参考にして下さい。

私はネットで見つけた司法書士さんに依頼して定款作成と電子認証をやってもらいました(定款の作成は freee などのサービスを使って無料でできます。雛形も沢山ネットに落ちてます。認証は司法書士に依頼する場合有料ですが、1500 ~ 5000円程度です)。

電子認証は自分でやろうと思ったのですが、ソフトウェアを揃えるコストを考えると、 数千円で依頼してしまった方が楽かなと考えました。24時間以内に作成してくれる事務所さんも多数あります。

苦労したこと・調べてもなかなかヒットしなかったこと

電子定款はフロッピーディスクかCDしか受け付けてくれない!

あるサイトで、USBもしくはCDで… という記述を見つけ、USBでも提出できるのかと思いきや、やはり受付で断られてしまいました。でも流石に対応していてほしいなあ…フロッピーもCDも、いまどき使用頻度が少なすぎて読み書き用の機器を持っていない人が多いと思うんですよ。

結局、近くのネカフェに行ってUSBからCDに移しました。

電子定款を選択する場合、CD(もしくはフロッピー)には、定款だけではなく、「登記すべき事項」というテキストファイルも入れるべし!+レギュレーションを確認すべし!

これまで作成してきた登記申請書類の内容を法務局のコンピューターに入力する時のために、申請する人が自分で入力内容をテキストファイルに打ち込む、というものです。ちょっとしたファイルであるため、忘れる人が多いのではないかと推測します。

全角じゃないといけなかったり、スペースの入り方も厳密だったりと、レギュレーションが結構あるのでしっかり確認しましょう。

kaisya-tsukuro.net

振込証明書を作成するときは、自分で自分に振り込む必要がある!そのとき「本人」ではなく、自分の名前を振込名に入れることに注意!

代表者の口座に出資額分を振り込むわけですが、代表者は自分の口座だからといって何もしなくていいわけではなくて、一回引き出して、自分の名前で自分の口座に振り込むという一見どうみても不思議な行動をしなくてはいけません。この手続のさい、銀行のお姉さんに「本人」という表記でいいですか、と聞かれましたが(聞かれることが多いと思われます)、自分の名前で振り込むことに意義があるのでそうしてほしい、ということをお伝えするのを忘れないようにしましょう。

印鑑証明を取るために、市役所に行かなくてはならなかった

マイナンバーカードを作成していれば印鑑証明をコンビニで発行できたのですが、作成していなかったため急遽市役所に行く羽目に…。

法務局が早く閉まっちゃう

17時15分に登記申請受付窓口が閉まってしまうんですよね。あと、登記は登記予定の会社の本拠所在地を管轄する法務局(出張所)に出すことに注意です。

登記までにかかったコスト

  • 印紙代の6万円
  • CDとネカフェ代
  • 定款の電子認証の2000円

( ※ 電子定款を採用したため、4万円浮きました。)

です。

感想

アメリカはオンラインで登記手続きが完結するらしいです。日本もそうなったらもっと起業が増えるんじゃないかな。 とはいえ、楽するために登記をしたわけじゃありません。私の母の口癖は「進んで苦労を買いなさい、苦労はお前を玉にするから」です。これから法人経営をするにあたってどのような困難にぶちあたるのか、楽しみです。 自分で書類を作成し、法務局に行ったのは、これから自分は本格的に事業をやっていくんだと改めて感じる良い経験でした。 法人化を検討されている方の助けになれば幸いです。